ウィリアム・モリス展が三次でオープンしました

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2017年11月14日より、広島県三次市の奥田元宋・小由女美術館でウィリアム・モリス展がオープンしました。








奥田元宋・小由女美術館のある広島県三次市は豊かな自然に恵まれ、また江戸時代には三次藩として栄えた歴史ある町です。
自然と芸術の共鳴を目指す奥田元宋・小由女美術館は、自然から多くの着想を得たウィリアム・モリスの作品とよく調和しており、作品がより一層味わい深く感じられます。

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本展では、川を愛したモリスによって制作され、テムズ川支流の名前がつけられた作品が展示されています。

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三次は中国地方最大として知られる江の川と、馬洗川、西城川といった三つの川が合流しているそうですので、本会場ではクレイ川やロウデン川の名前がつけられた作品も、より生き生きして見えてきそう。

また館内の至る所にお花が飾られているのも素敵です。

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美術館の周辺には、とれたての野菜や特産物などを販売する「トレッタ三次」や、三次産の葡萄ででワインを醸造する「三次ワイナリー」などがありますので、展覧会とあわせて1日がかりでお楽しみいただけること、間違い無しです。

モリスの代表的な壁紙作品である《ぶどう》に思いを馳せながら、ワイナリーでワインを試飲していただいても良いかもしれませんね。
《ぶどう》は本展会場で展示中ですので、ぜひ実物を見にいらしてくださいませ。(TW)

関連リンク:
奥田元宋・小由女美術館