2023年度〜2024年度の展覧会
Click an image to view more about the exhibition.
1950年代にイギリスで誕生し、1960年代のアメリカにおいて大きく花開いた「ポップ・アート」。本展では、ポップ・アートを代表する4名のアーティストたちを「FAB 4(Fabulous 4=素晴らしい4人)」と呼び、彼らの魅力に迫ります。
[ もっと詳しく ]19 世紀末から 20 世紀初頭は、万博により北欧のメーカーが注目され、芸術監督のもと、産業と芸術の融合を模索しつつ北欧デザインの品質を高めた時期でした。
日欧プライベート コレクションから、19 世紀末〜20 世紀の作品を中心に、デンマークとスウェーデンに焦点 をあて、アール・ヌーヴォーからモダンへと至る北欧デザインの魅力に迫ります。
[ もっと詳しく ]「和フリカ―第三の美意識を求めて―」と題する本展は、パリを拠点に活動するカメルーン出身の現代アーティスト、セルジュ・ムアング氏の日本初個展です。
本展では、日本とアフリカの文化的親和性について、心を弾ませるような新たなビジョンを示す彫刻や着物などの芸術表現作品、具体的には、日本の漆によってリ・イマジンされた伝統的アフリカのマスク、アフリカの布でつくられた着物、表象的なインスタレーションの代表作、本展のために制作された作品、などが展示されます。セルジュ氏の芸術は、日本とアフリカの伝統を越えた「第三の美意識」へ私たちを誘います。
[ もっと詳しく ]産業化・工業化の発展した19世紀英国、アーツ・アンド・クラフツ運動は、質の高い手仕事によって芸術と生活を統合することを目指し、多くの芸術家によって実践されてきました。運動の礎には、ウィリアム・モリス(1834-1896)のものづくりに対する理念と、彼の商会などでの制作活動がありました。
本展では、テキスタイル、壁紙、家具、金工、ジュエリー、ガラス、ステンドグラスなど、多様な分野でその実践をご覧いただこうとするものです。地域や制作のスタイルは変わっても、優れたデザインは人々の生活を豊かにする、その理念が変わらずあることを感じていただけるのではないでしょうか。
[ もっと詳しく ]人間にとって最も身近な営みである「食」。英国キュー王立植物園の協力によって実現する本展は、貿易大国として発展したイギリスの歴史や文化を、食を彩る植物の物語とともに紐解くものです。イギリスで古くから愛される果物や野菜、新たに手に入れた食材、紅茶にまつわる文化など、さまざまな食べ物の物語を辿ります。
本展で主な舞台となる18世紀から19世紀、イギリスは大英帝国として大きく躍進しました。同時に、急速な都市化などに伴い、食糧事情が変化した時期でもありました。国の発展とともに家庭でも食への関心が高まったことが、食卓を飾る器や充実したレシピの出版などからもうかがえます。ボタニカル・アートはもちろん、ヴィクトリア時代のテーブル・セッティング、いますぐ楽しめるイギリスお菓子のレシピなど、さまざまな切り口を通して、イギリスの 「おいしい」一面を感じていただける展覧会です。
[ もっと詳しく ]近世以降、英国の人々を魅力した色とりどりのボタニカルアート(植物画)。北方に位置するこの国原産の植物は多くありませんが、世界進出に伴い、各地から集められた植物が植物画や標本として記録されました。本展は英国の植物画を象徴する『カーティス・ボタニカル・マガジン』の他、17〜19世紀の植物画を通じて、英国王室から市民にまで愛された美しい花々の姿をご紹介します。
[ もっと詳しく ]ウィリアム・モリス(1834-1896)は19世紀のイギリスを代表する芸術家の一人として知られており、とりわけ彼が手掛けたデザインの数々は今なお世界中で愛され続けています。
本展では、アーツ・アンド・クラフツ運動の先駆者であり、「モダン・デザインの父」と称されるモリスの創作の遍歴を、英国の風景とともに、時代を追って紐解きます。作品と現存する風景を照らし合わせながら、モリスのデザインをめぐる旅へ出かけましょう。
[ もっと詳しく ]