「日欧プライベートコレクション ロイヤル コペンハーゲンと北欧デザインの煌めき アール・ヌーヴォーからモダンへ」展が三次で開幕いたしました

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日欧プライベートコレクション ロイヤル コペンハーゲンと北欧デザインの煌めき アール・ヌーヴォーからモダンへ」展の第3会場は、広島県三次市の奥田元宋・小由女美術館です。








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開会式には、三次市長の福岡様や、デンマーク王国領事館の名誉領事髙木様にもご出席いただき、多くの方にお越しいただきました。

開会式では、人形作家の奥田小由女先生もお話されましたが、偶然にも、ロイヤル コペンハーゲンの器をもともとお使いでしたそうで、そのすばらしさを語ってくださいました。展覧会開催をお喜びいただきましたようで、展覧会に携わるものとして、とてもうれしく思いました。

奥田元宋・小由女美術館での展示は、一部の陶磁器の作品を360度ご覧いただくことが可能です。図録に掲載しております面と、反対側の面も見ることができ、貴重な機会となっております。

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たとえば、作品番号52の兎花瓶は、図録に掲載しております面は兎が2羽ですが、反対側は…?兎はいるのでしょうか?
ぜひ会場で確認してみていただけましたら幸いです。

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右の作品が、作品番号52の兎花瓶。反対側はどのような絵柄なのでしょうか。

奥田元宋・小由女美術館は、常設展でも貴重な作品を見ることができます。奥田元宋・小由女美術館は、月がきれいに見えることで有名ですが、常設展で展示されておりました作品には、有名な月や、フクロウなど、本展の作品と共通したモチーフも見ることができ、そのような視点で展示を見ることも興味深く感じました。

美術館最寄りの三次駅は、広島駅から快速で1時間半ほどですが、単線の2両編成の電車で、家をかすめるようにして緑の中進み、とても風情があります。

滞在した時は、昼間は暑いのですが朝晩は寒く、気温差に驚きました。気温差が影響しているのかわかりませんが、三次は霧で有名みたいです。朝は山に霧がかかり、空が白く煙るようでした。(三次の観光イメージキャラクターはきりこちゃんです)

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西城川と馬洗川を橋の上から望む。

美術館の周辺には、野菜やパンを販売しているトレッタみよしや、ワイナリーなどもあり、広々として緑も多く、のんびりと休日を過ごすのにおすすめです。
展示作業中は、トレッタみよし内のパン工房green麦麦のパンをいただきましたが、とてもおいしく、焼き菓子はお土産にも購入してしまいました。

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美術館のたんぽぽ。

奥田元宋・小由女美術館での展示は、6月23日までです。(TH)


関連リンク:
奥田元宋・小由女美術館