ナショナル・ポートレイト・ギャラリー所蔵 英国肖像画展
1995-1996年度
ホルバインやヴァン・ダイクといった、渡英した外国の画家たちによって基礎が築かれた英国の肖像画。それは 18世紀後半に入り、ようやく英国生粋の画家、ホガースやレノルズ、ゲインズボロらの出現によって新しい展開を見せはじめます。彼らの肖像画は、鋭い人間観察に基づいて描かれており、描かれた人物の個性や、画家と彼らの関係性をも読み取れます。
本展では、世界で最初に建てられた肖像画の美術館であるロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリー所蔵の名作の中から、英国を代表する政治家や文学者など著名人を描いた54点が展示されます。エリザベス一世からポール・マッカートニーまで、肖像画の様式の展開とともに時代を象徴する「顔」により英国の歴史を辿ります。
出品作品 :
- 54 点
会期 :
- 1995年10月〜1996年5月
会場 :
- 郡山市立美術館 [福島]
- 松坂屋美術館 [名古屋]
- 北九州市立美術館 [福岡]
- ひろしま美術館
- 大丸ミュージアム [東京]
<画像>
作者不詳
《エリザベス一世》(部分)
1575年頃
油彩・板
Photograph copyright : © National Portrait Gallery
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