もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20's Paris
2015-2016年度
1900年パリで結成されたソシエテ・ヌーヴェル。同協会に所属した「最後の印象派」と呼ばれる画家たちの甘美なる作品をご覧いただきます。

1900年パリで結成された「画家彫刻家新協会(ソシエテ・ヌーヴェル)」に所属した画家たちは、フォーヴィスムやキュビスムといった同時代の前衛的な絵画運動には加わらず、印象主義のスタイルを引き継ぎながら親しみやすく甘美な作品を描き続けました。批評的にも商業的にも成功を得たソシエテ・ヌーヴェルは、20世紀初頭におけるヨーロッパ美術界を知る上で不可欠の存在です。
本展は、ソシエテ・ヌーヴェルに所属したアンリ・ル・シダネルの曾孫で美術史家のヤン・ファリノー=ル・シダネル氏による監修のもと、フランスを中心とする個人コレクターおよび美術館に所蔵される作品から構成され、モダニズムの視点で語られてきた美術史において忘れられていたもうひとつの潮流を浮き彫りにします。
出品作品 :
- 約 80点
会期・会場 :
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2015年度
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2016年度
<画像>
アンリ・マルタン
《緑の椅子の肖像》
1910年
個人蔵
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