ウィリアム・モリス ステンドグラス・テキスタイル・壁紙 デザイン
2008-2010年度
19世紀後半の英国で最も傑出した芸術家・思想家の一人であったウィリアム・モリス。モリスのデザインは多くの人々に愛され、100年以上経った今もなお人々を魅了しています。産業革命によってもたらされた機械による粗悪な大量生産製品があふれる中、モリスは日々の労働が創造の喜びに包まれていた中世ギルド社会の再興を目指し、室内装飾の総合的な活動を通して、生活の芸術化を図るという独自の構想を具現化していきました。
本展は、モリスの魅力を全国規模で多くの方々に紹介しようという試みで、一部同時代のデザイナー達による作品とあわせて紹介し、その仕事の全容に迫ろうというものです。モリスの仕事において重要な役割を果たした教会でのステンドグラス制作の紹介をはじめ、壁紙、テキスタイル、そのほか椅子や内装品類など86点を展覧します。
出品作品 :
- 86 点(ステンドグラスフィルム、テキスタイル、壁紙、タイル、内装品類ほか)
会期・会場 :
-
2008年度
- メルシャン軽井沢美術館 [長野] ... 2008年4月15日〜7月13日
-
2009年度
- 西宮大谷記念美術館 [兵庫] ... 2009年4月4日〜5月24日
-
2010年度
- 河口湖美術館 [山梨] ... 2010年6月19日〜9月5日
- うらわ美術館 [埼玉] ... 2010年9月11日〜10月31日
協力:松下電工株式会社
グラデスバックライトフィルム:株式会社マーキングマジック
<画像>
≪いちご泥棒≫
内装用ファブリック
デザイン:ウィリアム・モリス
1883年
Photo © Brain Trust Inc.
ご利用条件 : 当ホームページに掲載されている画像・写真・テキストを含むすべてのコンテンツに関する著作権は株式会社ブレーントラストに帰属するか、または使用が許可されており、日本の著作権法および国際条約によって保護されています。特に断り書きのある場合を除き、これらを許可なく利用・複製・再配布・出版することを禁じます。