アルフォンス・ミュシャ展

1991年度

アール・ヌーヴォーの第一人者として日本でも馴染み深いアルフォンス・ミュシャの芸術の真髄をご覧ください。

Alfons Mucha - Braintrust Inc.

1860年、オーストリア帝国モラヴィア地方に生まれたミュシャは、終始一貫画家の道を志し、ミュンヘン、ウィーンを経て、1888年に芸術の都パリに居を定めます。まもなく庇護者からの援助が打ち切られ、厳しい暮らしを強いられていたミュシャの運命は、当時空前絶後の人気を誇っていた女優サラ・ベルナールと出会うことで大きく変わります。彼女が主演する舞台のためのポスターを制作し、街頭に貼り出されるや、その斬新な構成と繊細な色調は、人々に一大センセーションを巻き起こし、ミュシャはまさに一夜にしてその名声を高めました。

本展は、ポスター画家、また装飾画家として名高いミュシャの制作活動のうち最も輝かしい時代、1894年から1903年にかけての10年間にスポットをあてて構成されたものです。また出品作は、世界一の規模を誇るパリ国立図書館版画室の収蔵品から選りすぐられ、ミュシャ芸術の神髄をご覧いただけることと思います。

出品作品 :
  • 96 点
会期 :
  • 1991年10月〜1992年1月
会場 :
  • 銀座松坂屋・東京
  • 松坂屋・大阪
  • 松坂屋美術館・名古屋

<画像>
アルフォンス・ミュシャ
《連作<ビザンティン風の頭部>ブロンド》
1897年
Crédit phtographique : Bibliothèque Nationale, Paris

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