スーパーリアリズム展

1985年度

1980年代のアメリカの素顔を描くリアリズム、およびその極限ともいうべきフォトリアリズムの代表作による「スーパーリアリズム」の世界をご紹介します。

American Realism - Braintrust Inc.

1960年代後半、全盛を誇った抽象表現主義にあきたらず一群の画家たちがリアリズム絵画に取り組み始めました。彼らは作品に社会的メッセージを込め、あるいは劇的な構成に意匠をこらしてリアリズムの復権を目指しました。一方、写真やスライドを使った精緻な描写により、感情移入を拝しクールな描写に徹したフォトリアリズムも登場します。いずれも身近な題材を克明に描くことで共通し、イラストやコマーシャルを通して私たちにも馴染み深いものですが、これまでその作品に実際に接する機会はほとんどありませんでした。本展は、アメリカを代表するリアリズム画家36人の傑作60点を我が国で初めて本格的に紹介します。

出品作品 :
  • 60点(エステス、ゴーイングス、クローズ、コッティンガム、ベル、レスリーなど)
会期 :
  • 1985年7月〜11月
会場 :
  • 伊勢丹美術館 [東京]
  • 大丸ミュージアム・梅田 [大阪]
  • 横浜高島屋 [横浜]

<画像>
図録表紙より

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