ヴラマンク展が静岡でオープンいたしました

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ヴラマンク展が、静岡市美術館で7月28日にオープンいたしました。
昨年の9月から国内巡回が始まりましたヴラマンク展も、ついに最終会場です。








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静岡市美術館でのヴラマンク展のポスターやチラシ、会場の装飾などは、本をイメージされたそうで、フォントにもこだわり、紙の手触りなども印象的な、とても素敵なデザインでした。
今回のヴラマンク展では、ヴラマンクの言葉も重要な要素のため、静岡市美術館のご担当の方が、その点をデザイナーの方とお考えくださったそうです。静岡会場では、山梨会場同様、ヴラマンクの書籍も、独自に展示されております。

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チラシやポスターは、通常使用する面ではなく、裏面を表にされているそうです。紙の独特な質感はそのためでした。

静岡市美術館はもともと、照明に浮かび上がる白と、所々の黒が印象的な美術館ですから、そのデザインともぴったりで、まるで本の中に入っていくようなイメージでしょうか。


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静岡会場では、展示室の途中、年譜とともに、ヴラマンクの人生を振り返るコーナーもあります。展示作業終盤、ヴラマンクの言葉とともに眺めつつ、個人的にも、1年以上にわたるヴラマンク展の巡回を思い返しました。

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個人蔵の作品が多いこともあり、同じ作品を再び目にする機会はもうないかもしれません。巡回の最後には、いつも、展覧会は貴重な機会であることを改めて感じます。​​

ただ、それは、日々移りゆくまわりの事物も同じで、一瞬一瞬はかけがえのないものであることを、ヴラマンクの写真を見ながら、最後に意識しました。

「これらの幸福、それぞれの季節が巡り、花が咲き、心臓が高鳴るこの上もない幸福、光と影があり、空と水の色彩が存在するこの幸福、それらが、われわれのきわめて貴重な財産であり、傑作を生み出してきた原動力であることを、時にわれわれは思い出さなければならないのではないか。」ヴラマンク 私の遺言より



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終会場にも、いらしています。 一緒に写真を写す、最後の機会です。(TH)


関連リンク:
静岡市美術館